ルーブリック評価を活用した授業~ 「歴史総合」 の試み ~
令和4年6月27日(月)
1年生「歴史総合」の授業(担当:松浦輝生先生)では、フランス革命について学んでいます。新学習指導要領の改訂を踏まえて、何を・どこまで・どのように学ぶのかが、学ぶ生徒と教える教員との間では、しっかりとした共通認識が必要です。
そこで、松浦先生はルーブリックを活用した評価表を作っています。授業のはじめに評価表を配って確認しました。
生徒たちは授業で目指すゴールや何を具体的に頑張れば良いのかが分かり、自分から学び出していました。
【編集後記】
評価項目によく見られる「十分に理解できている」「適切に表現している」の「十分に」「適切に」とは、どのような状況を指すのか、生徒に行動目標を具体的に示したことで、生徒は意欲的に取り組むことができます。授業者の松浦先生からは、「評価を明確にすることで指導のポイントが絞(しぼ)れた」とか、「目標に到達できなかった生徒のフォローの手立てがわかった」という話をうかがいました。
若い先生の授業改善の挑戦をこれからも期待しています。