海王丸、ようこそ玉野へ!
令和4年11月15日(火)
大型練習帆船「海王丸」が玉野港に接岸しています。この大型帆船は、「日本の海の王者たれ」という日本の海運に寄せる期待を込めて、「日本丸」とともに建造されたそうです。「海の貴婦人」とも称される姿は、朝日を浴びて美しく輝いていました。
今回の寄港ではドックに入らないそうで、停泊中に乗組員の方が丁寧に白ペンキを塗っていらっしゃいました。船首の下部分は、錨(いかり)の上に乗っての作業です(海に落ちないでくださいね)。地道なメンテナンス(保守保全)があってこそ、この美しさが保たれるのですね。
玉野備南高校は、昭和52年の3月まで造船科がありました。力強い七五調の校歌には、その2番に「造船の歌わくところ」という一節が残っています。造船の街、玉野とともに歩んだ本校の歴史を垣間見る(かいまみる:ちょっと見る)ことができます。
海王丸は18日の午前に出航するということをうかがいました。安全な航海をお祈りしています。また玉野にお立ち寄りください。