高校生が考える「2030 私ならこんな町にしたい玉野」 市長に提言!

令和5年 2月11日(土)

玉野市内4高校の生徒の代表者が、「2030 私ならこんな町にしたい玉野」をテーマに、これまで話し合ってきた内容を、玉野市長や教育長、市議会議員の皆様を前に発表しました。

昨年度、同時期に行った「2021高校生提言事業」の発表を受けて、今年度は新たなメンバーで、より実行性を持たせて具体的な計画を立てようと取り組んできました。3つのグループがそれぞれ「おもしろい町」、「住みやすい町」、「生きがいを感じる町」について意見を出し合い、フィールドワークやアンケートを行った上で立案した内容を具体的に説明しました。

グループ 「渋川を盛り上げるおもしろい町を考える」 

ビーチで開かれるイベントとして、子どもから高齢者まで参加する「逃走中in渋川」の提案があり、高校生らしい斬新(ざんしん:今までにない新しさ)なアイディアに溢(あふ)れていました。

グループ 「宇野駅での待ち時間を少しでも有効利用できる方法を考える」

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 高校生や地域の方々が電車の待ち時間を有効に活用できるよう、宇野駅の西側の広場にバスケットゴールを設置するというもので、人と人との交流の場となる提案でした。

グループ 「市内4高校の交流の場作り」  

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市内4高校での「公開体育祭」や「高校生玉野遠足」の提案があり、高校生同士が交流したいという気持ちに溢れた内容でした。

どの提言も高校生ならではの「みんなが楽しめる」という視点からの内容で、みなさん緊張しながらも堂々と発表をしていました。

今年度、本校からはこれまで三枝晄星さんや高田陸斗さんや馬屋原光人さんらが、この事業に参加してきました。今回、参加した高田さんや馬屋原さんは、「この事業に参加して、他の高校生の人たちと意見交換できてとても充実して楽しかった。私たちのような若者が協力して、もっともっと玉野の町を活気づけたいと思うようになった。」や「話し合いの中で、いろいろな考えがあることを知った。しかし、そのどれもがふるさとの玉野を良くしたいという熱意が感じられた。人前で話をするのは苦手だったが、今日の発表で自信が持てるようになった。」と感想を話していました。

この事業を通じて、玉野の町を活気づける高校生の輪が広がっていってほしいと期待しています。

最後に、高校生にこのような貴重な体験の場を提供してくださった、東りえさんを代表とする「玉野SDGsみらいづくりセンター」の皆様、誠にありがとうございました。