私たちが守る情報モラル ~情報Ⅰの授業から~
令和5年 5月 2日(火)
◆藤井先生・川鍋先生の情報Ⅰの授業では、ネット社会は便利な一面がある一方で、危険性が潜(ひそ)んでいることも学んでいます。
はじめの授業では、各人が注意することや心がけたいことをカードに記し、みんながいつでも見えるようにクラス掲示しました。
生徒の皆さんが記したものを見てみると、どのカードにも「他人を傷つけるような書き込みはしない」というものがありました。
インターネット空間に情報を一度上げてしまえば、その情報は全世界を駆け巡り、拡散するとともに、どこかの端末に永遠に残ってしまうと言われています。(この学校ブログも同じです。)
だからこそ、情報を発信する前に、内容をもう一度点検し、相手を思いやっているかどうかを確認する必要があります。そのことがかえって、自分の身を守ることにもなるのです。
次のスライドは昨年の全校集会でもお話ししたものですが、自分がネットに書き込んだ悪口は、就職や結婚をはじめ、いろんな場面で自分に返って来ます。他人を誹謗中傷する書き込みは絶対にしてはいけません!
生徒の皆さんは、生まれたときからスマホの世代です。学校では生身の人間同士の付き合いをしっかり経験してくださいね。
人と付き合えば、うれしいことも楽しいこともありますが、一方で悲しいことや悔しいことも経験します。
お汁粉の甘さはひとつまみの塩が入ることで増すと言われます。ステーキの肉のうまさは、ひと振りの塩コショウでグンと引き立つとも言われます。
辛さも悲しみも含めて、生身で歩む人生は、生き抜くに価値あるものと、記者は伝えておきますね。