令和4年9月16日(金)
本校では「総合的な探求の時間」の目的に合うように、いろいろな体験活動に分かれて活動しています。その活動単位を「SHOP」と呼んでいます。今回は「山登り」のSHOPを紹介します。
この日は学校の南側にある「神登山(しんとうざん)」に登りました。登る前の生徒たちは「えぇ~、高いなぁ」「登れるかなぁ」と不安そうでした。検温チェックの後、軍手を装着し、飲料水を確認していざ出発です。途中、倒木を乗り越え、落ち葉に足をとられ、笹をかき分けて登った先には、絶景が広がっていました。
遠くには、四国のサンポート高松のタワーに、強い日差しを受けて金波銀波(きんぱぎんぱ:キラキラ輝く海のたとえ)に浮かぶ瀬戸大橋が見えました。そして眼下には和田や日比の町並み、そして造船所のドックが手に取れるような大きさに見えました。
下り道になると、生徒たちは、「ここが滑りやすいよ」「この枝を持って下りてよ」など、声をかけ合いながら下りてゆきました。活動後の体調確認の折、再び神登山を見上げた生徒たちの横顔は、達成感があるように感じました。
【編集後記】8月末の残暑の厳しい中、今回の山登りのために、服部先生、石原先生、松浦先生が登山道の下草刈りをしてくださっていました。里山の登山道も、暑い夏の間、人が通らなければ、草が生い茂り、人が登れない状態になります。生徒にケガをさせないようにと、汗だくの真っ赤な顔で、草刈り機を振るう先生方に感謝!
令和4年9月8日(木)
書道Ⅰの授業では、「永和」という文字を半紙に書きました。福本先生からの説明を聞いて、それぞれが集中して書きます。できあがれば、誉(ほ)めてもらいながら、さらに良くなるように、それぞれが個人添削(こじんてんさく)を受けます。
教えていただいたことを思い返しながら、生徒たちは筆を立てるようにし、筆の入り方に心を配り、流れるような筆運びで書いてゆきました。書き上がった「永和」は、しなやかさとともに力強さが増していました。
永遠に続いてほしい平和。「永和」を書き上げる作品には、生徒たちのそんな願いも感じられる思いがしました。