令和5年 6月15日(木)
◆小室先生の国語表現の授業で、生徒たちは「感謝の気持ちを伝えること」を学んでいました。
切り出しにくい頼み事を、柔らかな表現で頼むにはどうすれば良いかを考えてみました。
生徒たちは互いにいろんな表現を言葉に出してみて、言われた側はどう感じたかを伝え合いました。
同じ頼み事をするにしても、「~ようにしてください」「~のために…してください」というよりも、「~してくださいませんか」と、文末を疑問形にしてみると、より婉曲(えんきょく:おだやかな様子)表現になることを確認し合いました。
簡単なことかもしれませんが、ちょっと深く分析してみると、
これは「~してください」と、相手に直接的に行為を求めることから、「~してくださいませんか」と、行動を相手の意思に間接的に委(ゆだ)ねることで、相手の自由意志を尊重するからでしょうね。
井上ひさしさんの「難しいことを易(やさ)しく、易しいことを深く、深いことを面白く……」という言葉を教育界の大先輩から教えていただいたことがあります。全くその通りでした。
何気ない表現も「どうしてかな?」と深掘りして考えてみると、結構、面白いですね!
令和5年 6月13日(火)
本年度も玉野備南高校を大切に思う応援団の方々の出席をいただきました。皆様、ありがとうございます。
岡山大学大学院の熊谷教授には御多用の中、リモートで研究室から御出席いただきました。
さて、第1回会議では、まず本年度の役員選出があり、会長には後援会会長でもある角田様が、副会長には保護者の代表でもある藤原様が選出されました。
次に校長から学校経営計画や分掌組織の改定の説明があり、全会一致で承認されました。
続けて各担当から本年度の具体的な教育活動が説明されましたが、これも承認されました。
最後に、本年度の重点目標である「魅力ある学校づくり」について、川鍋教務課長からデータに基づく修業年限の説明があり、各委員から活発な議論が行われました。
委員の方からは「これからも一人一人の個性に合ったきめ細やかな指導をお願いしたい」との、本校に対する期待が寄せられていました。
会での話し合いを伺い、生徒は地域の方々から愛されていることが実感できました。