令和4年度 第2回学校運営協議会が開かれました。

令和4年12月 8日(木)

第2回学校運営協議会が開かれました。御多用の中、保護者代表や地域の事業所、玉野市教委、商工観光課等の皆様をはじめ、「夢育」のアドバイザーである岡山大学大学院の熊谷教授にもリモートで出席していただきました。

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本校の後援会長でもある角田協議会会長の司会で進められ、委員の方からはChromebookの授業での活用状況やキャリア教育の取組についての質問がありました。

学校からは生徒自身がChromebookを使って英単語対決ができる様子やキャスト機能を使って画像を使いながら発表する授業の様子を紹介しました。また、キャリア教育については、従来よりも早い段階でインターンシップをすることや企業担当者と入社前連絡会を予定していることなどの取組を紹介しました。

委員の方からは多くの活発な質問や建設的な意見が寄せられ、玉野備南高校を思う情熱(Passion)の強さを感じました。

今後ともよろしくお願いいたします。

【記者の目】第1回会議では、熊谷先生から学校運営協議会(コミュニティースクール)の設置の趣旨について講義を受けました。この協議会が、校長が代わっても、その学校が地域の学校として求められる使命を果たすために関係者が熟議を行う会なら、今日お集りの方々はまさにそのメンバーとして適任と言うべきです。玉野備南高校に通う生徒たちは地域の方から本当に大切にされていると感じられた会でした。

大切な人へのお便り ~現代の国語の授業から~

令和4年12月 8日(木)

1年生の「現代の国語」の授業(担当:小室先生)では、生徒が黙々と熱心に何かを書いていました。机の上をそっとのぞき込むとお便りを書いていました。

小室先生に伺えば、「大切な人に出すお便りを、今、書いているのですよ」ということでした。生徒たちは丁寧にバランス良く文字を書いていました。ある生徒は、「余白(よはく:あまった空白の部分)に私なりに絵をかいてみたい」と話していました。それこそ、活字や印刷にない良さがあります。

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もうすぐ、お正月ですね。スマホのメールで新年の挨拶は済ませることもできますが、年賀状をもらえば、やっぱり嬉しいものです。コロナ禍の時だからこそ、字の上手い、下手ではなく、心のこもった字を見たり、いただいたりすると、身体の芯(しん)から温かくなってきます。

小室先生、実生活に根ざした国語の授業をありがとうございました。

【記者の声】ある大学の先生が、「本当に国語の力のある人は、お世話になった方にお便りが出せる人ですよ」とおっしゃっていました。まったくそのとおりだと思います。またある人は、「大切な方へのお便りは、使う筆記用具から封筒や便せんの色、切手の図柄までふさわしいものを選びます」と話されていました。

相手を思い浮かべて書き、相手の喜ぶ顔を想像しながら投函(とうかん:ポストに入れること)する、そんな時間は素敵ですね。ハガキや手紙を書くことで、相手を思う心遣いが磨かれてゆく感じがしました。

生きた英語のセンス?

令和4年12月 1日(木)

1年生のコミュニケーション英語Ⅰ(担当:満先生・守屋教頭)の授業で、生徒たちは自分の疑問を英語で質問し合うことしていました。

授業を見にひょっこり現れた校長に、おそるおそる生徒たちは「Mr. principal how old are you?」と質問を投げかけたところ、校長はにっこり笑って「Do you think my age? 」「How old do you think I am?」と逆に質問を質問で返しました。

しばらく考えた後、生徒の一人が「I think about forty-five years old.」と答えました。その答えに校長は満面の笑みを浮かべ「No. I am fifty-nine years old.」と嬉しそうに答えていました。生徒たちが「Really?」とびっくりしていました。

休憩時間になって、またある生徒が「授業の様子を写真に撮ってください!」とせがむものですから、校長はますます嬉しそうな顔になって、写真を撮りました。それがこの1枚です。

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生徒たちは英語でお世辞(おせじ)が言えるほど、上達していました。「お世辞も教養のうち(相手を良い気持ちにさせる言葉かけも、その人の心の豊かさがあってのこと)」とはよく言ったものですね。

人権教育 ~人間の生き方を考える~

令和4年12月 2日(金)

今日の人権教育LHRでは、ドキュメンタリーを視聴しました。このドキュメンタリーは、全国の病院を巡回し、病気を抱える子どもたちに笑顔を届ける日本人クラウン(道化師)の生き様を取材したものでした。

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(※著作権の都合上、画像にはモザイク加工をしています。) 

映像の中では、暗い表情の子どもたちが、クラウンと交流するうちに次第に笑顔になっていく光景が映し出されていました。また、病気で身体を動かすことが不自由な子が、クラウンが帰る際に精一杯の力で手を振っているシーンもありました。

病気を抱える人に対する理解と認識を深め、その人たちを支える活動を知ったことで、生徒たちは人との接し方を見つめ直すきっかけになるとともに、自分たちができること今日から実践してくれるものと信じています。

やってみよう! 授業研Q~☻

令和4年12月 1日(木)

2年生のコミュニケーション英語Ⅰ「地球の諸問題について考え、自分の意見を発表しよう」(担当:満先生)の公開授業が行われました。

生徒たちはこれまでにChromebookを使ってSDGsの観点から資料を集めたり、聞きやすい英単語を選んだりして自分の考えをまとめてきました。

今日は、これまでの集めたスライドを確認し、読む練習をして発表です。練習の時間が終わると、さぁ、発表です。どうかなぁ?

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この授業を近隣の学校の先生方も見に来られました。授業後には「生徒たちが楽しそうに発表していた」とか、「相手に伝わりやすい英文を選んで、ゆっくり話していたので、すごく聞きやすかった」との感想をいただきました。

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このぶんなら、玉野に来られた外国の方にも、自分が行っている身近なSDGsの取組も紹介できるでしょうね。

御多用の中、御参観ありがとうございました。満先生、英語の楽しさを教えてくださり、ありがとうございました。生徒の皆さん、やったね?